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Discovery Science 2011

2011-11-21

博士後期課程のマチューです。10月初めDiscovery Science(DS)と言うデータマイニング型の国際会議で口答発表したので、その時の私の経験について少し話をしたいと思います。

今回のDSはヘルシンキに隣接しているエスポーと言う町で開催されました。ヘルシンキ空港からエスポーに行くにはバスに乗りました。日本みたいにバス停の名前が発表されておらず、なかなか分かりづらかったのですが、道に迷わなかったことがぼくの自慢です!

今回のDSは、朝招待講演やチュートリアルで、午後から口答発表セッションと言う形で行われ、とても楽でした。気に入った講演として著名なBengio先生の、教師なし特徴学習においての講演と、Hüllermeier先生のPreference Learningについての講演がありました。Preference Learningは強調フィルタリングとマルチラベル分類を含む分野であり、私自身もマルチラベル分類をやったことがあるので、興味深かったです。また、毎年DSは学習理論型のALT(Algorithmic Learning Theory)と同時に開催されるので、ALTのセッションにも参加しました。特に、カーネルとオンライン学習のセッションが面白かったです。

今回私が紹介した論文は「Application of Semantic Kernels to Literature-Based Gene Function Annotation」です。緊張せず発表でき、上手くいったと思います。


発表前の様子(コーヒー休憩中)

帰りの日、飛行機の便は午後5時だったので、その時間までヘルシンキの名所を巡りました。フィンランドはとてもモダンな国にも関わらず緑が多く住んでみたいと思いました。が、地元の人に聞いたら冬は温度が零下30度になるそうです!ですので、またよく考えてみます!

今まで参加した国際会議(ICPR、SIGIRなど)は大規模なものばかりでしたが、今回参加したDSは比較的小規模で、その分たくさんの人とじっくり話せて楽しい思いをしました。来年のDS/ALTはフランスのリヨン市で開催されるので、みなさん是非論文を投稿してください!


ヘルシンキの最も有名な観光名所であるヘルシンキ大聖堂

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