Webページ間の意味構造と補間ページ発見に
基づく閲覧支援



<研究概要>

 情報が膨大に存在するWebサイトにおいて、ユーザがその中から自分の欲する情報を探索するのは非常に困難な作業である。そのため、現在多くの検索エンジンが提案・実用化されているがユーザは結果の中からさらにページ内を検索しつつ、手動で逐次閲覧していかなければならない。
 そこで本研究では、ユーザの閲覧を支援することを目的とし、Webページの構造とページ間のリンク関係を考慮し、そのサイト内に含まれる情報から必要なもののみを抽出し、自動的に順序付けを行い提示するシステムを提案した。その呈示の際に自動的に演出付加を行った。そして、提案した方式を基にしたプロトタイプシステムを実装した。
 また、内容的に任意ページ間の間に入るようなページを発見することにより、足りない情報を補足したり新たな発見を促す補間情報を提示するため、補間ページを定義し、その発見手法を提案した。